日車協連、大手損保に団体交渉(日刊自動車新聞より抜粋5/24)

2024.05.24

親会からのお知らせ

投稿者:蓜島 克巳

広報よりご案内

昨日都内で団体交渉についての記者会見が行われましたので、日刊自動車新聞記事を抜粋してご紹介いたします。

 

日本自動車車体整備協同組合連合会(日車協連、小倉龍一会長)は23日、都内で会見し、保険修理の工賃算出に用いる「指数対応単価」の引き上げを求め、損害保険大手4社に団体協約の締結交渉を申し入れたと発表した。2024年3月末時点で、各組合員が提示されていた単価から17.5%以上の引き上げを目指す。小倉会長は「組合員約4千社の地位向上を目指していく」と語った。 

 東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、損害保険ジャパンの4社に21日付で交渉の申し入れを通知した。引き上げ率は、22年の国内企業物価指数の上昇率(約20%)をベースに、23年度に損保各社が引き上げた約2.5%を差し引いた。原材料やエネルギー価格の高騰や、従業員の待遇改善などを踏まえて決めた。このほか、損保各社と継続的に交渉の場を設けることも求める。

 交渉は早ければ6月中にも始まる見通しだ。

尚、ネットニュースも各社取扱いされていますので下記にご紹介いたします。

朝日新聞デジタルより「事故車の修理工賃 低すぎる

 https://www.asahi.com/articles/ASS5R31CVS5RULFA015M.html

ニッキンオンラインより「日車協連、大手損保に団体交渉申し入れ 工賃引き上げ求め

 https://www.nikkinonline.com/article/188522

ヤフーニュースより「中小の自動車整備業者 損保大手に工賃単価引き上げ求める 約30年変化なしと訴え

 https://news.yahoo.co.jp/articles/e7e31b93457c7082f2d503a9d122845a1717fdfe

後記:まだスタート地点に立てただけではありますが、30年以上抑えられていた権利を主張できる可能性が出てまいりました。

埼車協泰楽理事長も日車協の理事として団体交渉実現に向けて全力を尽くしてきました。

これからまだまだ大変だと思いますが、埼車協を挙げて泰楽理事長と日車協連をサポートしてまいります。