2019中村オートパーツ様機械工具フェア
2019.06.01
青年部からのお知らせ
投稿者:管理者
埼玉の青年部 志塾の企業会員としてもサポートしていただいている中村オートパーツさんが毎年恒例の機会工具フェアを5/24 25で川越水上公園にて盛大に開催されました。僕もうかがっていろいろ買わせて頂き助かりました。2日間での売上もすごいようでしたよ。
以下は日刊自動車新聞の記事です
中村オートパーツ(東京都練馬区)は25、26日、川越水上公園(埼玉県上尾市)で「第26回NAC機械工具展示会」を開催した。整備事業者を対象とした恒例イベントで、期間中、計1093社の整備事業者とその家族らを合わせて約3千人が来場した。今回初めての試みとして、国際人材交流研究会とともに「優秀外国人技能実習制度セミナー」を開き、整備事業者向けに外国人人材への理解を促した。中村秀隆社長と狩野誠常務に狙いなどを聞いた。
(村上 瞳)
―外国人人材に関するセミナーを初めて開催した意図は
中村社長「お客様である整備事業者から人材が欲しいと相談を受けることが増えていた。人材確保の一助になればと情報共有の機会を設けた」
狩野常務「雇用が難しくなっている中で、外国人人材の受け入れは国際貢献やグローバル化の道筋となる。自動車整備において技術の伝承が進んでいないのも事実で、今後欠かせない存在となることを訴える必要があると考えた」
―整備事業者から外国人人材に関する相談を受けた後、どのようなフォローを行うか
狩野常務「協力関係にある外国人技能実習生の受け入れ監理団体などを紹介し、実際の雇用に結びつくようにフォローする。『外国人技能実習制度における監理団体はたくさんあって何を基準に選べばよいのか分からない』との声もあるため、まずはセミナーなどを通してわれわれに相談しやすい環境を作ることだ」
―外国人人材を受け入れる側の整備工場が抱える課題は
狩野常務「整備事業者はここ数年で大きく意識が変わってきている。はじめは外国人を採用することに抵抗感があり、また職人気質の〝上から目線〟の教育をしてしまう工場もあったが、今ではいないと困る存在となっており、相手の文化を理解したうえで指導できるようになっている。ただ、特に板金・塗装では2、3代目が先代から技術を引き継ぐことができていない状況が未だ多く、今後も人材確保だけでなく技術継承の観点からも引き続き支援したい」
狩野常務「ベトナム人は挨拶もしっかりできて志も高いため、働きながら3級整備士資格を取得し、さらに2級整備士資格の取得を目指しているような優秀な人材も実際にいる。彼らには帰国後に日本で身に付けた技術を生かしてほしい」
―地域に根付く部品商として、今後もこのような取り組みを続けていく考えか
中村社長「整備工場に盛り上がってほしいというのが、われわれの一番の本望だ。そのために、信頼のおける監理団体などを紹介して人材確保につなげて、そのうえで業務効率化にも目を向けられるようにサポートしていきたい」
狩野常務「6月には海外訪問のツアーも予定している。自動車整備関連の各団体などでも同様のセミナーを行い、個別相談などもできる体制を構築して、優秀な外国人人材が日本で活躍できる自動車整備業界をつくっていきたい」
相馬